駿河職人の最近のブログ記事
製品になる前の木材が積まれて置いてありました。
材料の選び方について職人さんに聞いてみました。
普段、作業中は無口な職人さんが、いろいろと教えてくれました。
「最近はね、材木業者も若い営業マンがくるでしょ?
木について、あまり知らないんだよね。
とても製品にならないような部分を持ってきて、
とにかく『買ってください』という。私はね、『高くてもいいから
もっとマシなやつを持ってきなさい』と言ってやるんだよ」。
さすが人情深い職人さん、その悪い材も多少買ってあげて、
他の見えない部材などに使用するそうです。
そんなわけで駿河なつかし堂 の家具に使われている材は、
職人さんがこだわりの目で厳選したものを使用しています。
これは栓(セン)という木。
当店でも取り扱っている『鎌倉彫』とは、どんなものなのか。
今回はその歴史背景をお話しますね。
『鎌倉彫』とは、鎌倉時代に生まれ現代に引き継がれてきた工芸品で、その歴史は700年になるといわれています。
明治時代、人気のリゾート地となった鎌倉に遊びに来た上流階級の人々が、工芸品としての『鎌倉彫』に関心を寄せ、
次第に生活用品としての『鎌倉彫』が作られるようになりました。
美術骨董品的な価値を持つものもあり、高価な彫刻漆器として全国でも名高い工芸品とされています。
そして、前回の日記にも書きましたが、静岡が家具産地といわれるようになった背景には、
『徳川三代将軍家光公が浅間神社を造営した時、全国各地から集められた漆工や大工、指物師、彫刻師などの職人たち
の多くが、造営後も気候が温暖な駿府に定住した』ことがきっかけとなっているといわれています。
駿府に定住した彫刻師は、鎌倉で生まれた『鎌倉彫』という家具ブランドを駿府にも定着させました。
静岡には現在もその技術を継承し、活躍している職人さんが存在するのです。
1台1台丁寧に彫っていく、非常に手間がかかる作業です。1台1台に職人「彫刻師」の魂がこもっています。
まさに「丹精込めて」という言葉が当てはまる、そんな逸品です。
還暦のお祝い、母の日の贈り物などにいかがでしょうか?
こんにちは。企画・開発をしてます大村真一と申します(店長の弟になります)。
今回は、当店で扱っている商品が出来るまでを、家具職人さんの写真を交えながら、お話したいと思います。
まずは「秋草 踏み台」です。

