2013年10月アーカイブ

パン人形2.JPG所属しているグループの奉仕活動の一つに老人施設へのお手伝いがある。 洗濯物のたたみ、清拭タオルのたたみ、毛布カバーつけなど約2時間やる。

帰り際、廊下に車椅子に乗った老婦人の顔にハッとする。実家の近所で、亡母が永年懇意にしていたおばさんだ。

「吉田さんですよね?」と声を掛けると、一瞬わからない顔をしたが、名前を名乗るとすぐに目が輝いた。 私の手を握り締め、ほとばしるように話し出す。

幼少の頃の小児マヒで足が不自由だったが、頭は切れ、手先の器用な方だった。

80歳位まで、左右の写真(我が家にある吉田さんの作品)のような、パンで作る創作人形に専念され、一時は新聞にも取り上げられ、デパートにも並んだ。

「5000体位作ったけど、残ってたのはみなあげちゃった」と笑ってる。

パン人形1.JPGのサムネール画像のサムネール画像

私の処には、この人形を含め3点残っている。「ところでおいくつですか?、亡母から想像すると88歳位?」と伺うと、93歳と言われた。

まだまだやれそうなのに、家庭の事情もあるのか・・・。

 

 

 

 

anpanman_2.jpg現役のまま、先日亡くなった「やなせたかし」が94歳。 「50・60は鼻垂れ小僧。70・80は働き盛り。90でお迎え来たならば、100まで待てと追い返せ」 と老人を鼓舞した詩が、少しずつ現実味を帯びてきた昨今のようだ。            

                           

駿河なつかし堂

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